知られざる研究者の生態



第121回(更新日:2015年2月20日)

盛り上がる

マトンです。某企業で下っ端研究員として働いています。

この日は何やら居室(研究員のデスクがあるスペース)で何人かが盛り上がっていました。でも、ボッチでコミュ力皆無なマトンはその輪に入ることが出来ずに、ひっそりと実験室に実験に行きました。

以下は、マトンと同じグループでコミュ力抜群(というか諜報活動が得意な?)Eさんとの会話です。

マトン『さっき居室ですごい盛り上がってたね。』

Eさん『なんか、研究部署の改変があるようで、いくつかの研究チームがなくなるんだって。』

マトン『えっ、そうなの?』

Eさん『うん、まだ噂レベルだけど、私が聞いたところでは本当っぽいよ。でも、どうもAさん(マトンのいる研究チームのトップ)はそのままなんだって。だから、この研究チーム自体は残るらしいよ。私たちはどうなるかわからないけど。』

・・・僕はどこの研究チームに行くことになるんだろう。(というか、Aさんは飛ばされないのか・・・)

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