研究者インタビュー



ハーバード大学医学部 荻野周史 博士(2012年01月16日更新) 7ページ目/全7ページ

癌の分子病理疫学(Molecular Pathological Epidemiology, MPE)の面白さ、と癌の個別化予防・個別化医学(Personalized Prevention and Personalized Medicine)における革新的役割について

Q. 最後に一言お願いいたします。

研究生活ではいい時もあれば、我慢の時もあります。我慢の時はひたすらエネルギーを蓄えて飛躍の時を待ちましょう。我慢の時にどれだけのエネルギーを蓄積できるかで、その後の成果が決まってきます。我慢の時はつい安易な道に走りがちですが、手間と労力がかかってもしっかりとした土台を築くための我慢だと考えて下さい。私の好きな言葉は「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く。」これはSydney Olympic女子マラソン金メダリスト・高橋尚子選手の座右の銘です。

本日はどうもありがとうございました。

(インタビュー協力:JaRAN

荻野 周史 博士(ハーバード大学医学部 准教授)
 Shuji Ogino, M.D., Ph.D., M.S. (Epidemiology) (荻野周史)
 Associate Professor of Pathology, Harvard Medical School

Dana-Farber Cancer Institute
 ■Dana-Farber / Harvard Cancer CenterBrigham and Women’s Hospital

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