知られざる研究者の生態



第9回(更新日:2011年6月11日)

俺にはやるべき仕事がある

マトンが所属する研究グループは、Aさんをリーダーに総勢10人くらいで構成されています。今回は、そのうちの一人であるHさん(♂)の話題です。

彼は、マトンの1年先輩でとってもノンビリ屋さんです。しかし、一流大学の博士課程を修了した男性という理由で、このグループのメイン・プロジェクトと準メイン・プロジェクトの重要部分を任されています。

彼の担当している部分は、このグループの行く末を決定しうる重要なものなのですが、持ち前のノンビリ精神を発揮して、なかなか結果が出ないままです。

以下は、メイン・プロジェクトの中間報告前で、グループ員が実験に追われていたある日の出来事です。


マトン 『あれ、Hさんは?中間報告用の実験をやってるのかと思ったけど。』

同期のB君『“夕飯にカレーをつくる日は早く帰る”って言って帰っちゃったよ。』


・・・それじゃあ仕方ないね(遠い目で)。

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