知られざる研究者の生態



第102回(更新日:2014年5月23日)

有言実行

本日は久しぶりにHさん(♂)の話題です。

Hさん(♂)はマトンと同じ研究チーム(チームリーダーはAさん)の下で働いている1年先輩のノンビリ屋さんです。でも、一流大学の博士課程を修了した男性という理由で、この研究チームのメイン・プロジェクトと準メイン・プロジェクトの重要部分を任されています。

で、Hさん(♂)の生来のノンビリ精神とチームリーダーAさんの大活躍(?)のおかげで、両プロジェクトはいつ終わってもいいような状態(注:打ち切りという意味です)になっています。ちなみに、その両プロジェクトが終わると研究チームも解体になってしまうので、今は研究チームにとってそれなりに危機的な状態です。(チームが解体されたらAさんと別れられるので、マトンにとってはむしろ朗報?)

さて、以下は、そんな状況のもとでのある朝の実験室での会話です。

Hさん(♂)『あっ!』

マトン『どうしたんですか?』

Hさん(♂)『今日の実験に使う試薬を準備するの忘れてた。結構急ぎの実験だったのに困ったな〜』

マトン『えっ・・・。すぐに準備できるものですか?何かお手伝い出来ることあります?』

Hさん(♂) 『う〜ん、ちょっと難しいなぁ。まぁ、いっか。今日は午後半休だな』

・・・お昼ご飯を食べたら本当に帰ってしまいました

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