知られざる研究者の生態



第104回(更新日:2014年6月20日)

思考回路2

マトンです。どこかの会社で静かに暮らしています。

さて、STAP細胞の捏造問題が日々大きくなり、理研CDBの解体という話まで出たことで、マトンの同期のC君(根拠のない自信家・男尊女卑・学歴信仰)が親の敵を討ったかのように喜んでいます。(どうやら、学生時代にC君のことを軽んじていた先輩が理研で活躍しているらしいです。あくまで噂なのですが)

話は変わって、以下はオタクな後輩G君とたまたま廊下であったときの様子です。

マトン『どうしたの、難しい顔して』

G君『あ、マトンさんこんにちは。いえ、最近ちょっと論文をたくさん読まないといけなくなってしまって疲れてるんです』

マトン『上層部が興味を持ち始めた例のプロジェクト絡み?』

G君『えぇ、そうです。よくご存知ですね。あのプロジェクトに関わる遺伝子を改変したマウスを使った論文がいくつか出てるんで、それを読まなきゃいけないんです』

マトン『そっか、大変だね』

G君『あ、そうだ。その論文のことでマトンさんに聞こうと思ってたことがあったんです』

マトン『僕でわかることだったら喜んでお答えするんだけど、どんな内容?』

G君『こういうの、マトンさんにしか聞けなくて、いつもすみません。えっと、遺伝子改変マウスって論文ではhomozygousとかheterozygousとか記載しますよね。でも、僕ら会話ではホモとかヘテロとか言ってるので、homozygousとかって文字が出て来ても、すぐにホモって頭で変換すると思うんですよね。でもそうすると、腐女子の方々は色んな妄想が頭に浮かんできて論文どころじゃないと思うんですよね。そこら辺ってどうなんでしょうか?』

・・・G君の思考回路は今もやっぱりよくわかりません

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