知られざる研究者の生態



第105回(更新日:2014年7月4日)

仲良し

マトンです。どこかの会社で世間の荒波を眺めながら暮らしています。

さて、この日は実験の都合で、隣のグループのSさんとお昼ご飯を一緒に食べることになりました(Sさんもマトンと同じくG君主催の飲み会のメンバーなのですが、研究グループが違うので会社で昼食を一緒にとることが少ないです)。その場にはマトンと同じグループのB君とEさんもいました。

以下は昼食のときの会話です。

Sさん『そちらのランチにお邪魔してしまってごめんなさい』

マトン『いえいえ、G君呑み会ではいつもご一緒させてもらってますけど、会社での昼食ではあんまり一緒になることってないですね』

Sさん『こっちのグループはリーダーと下の人たちが仲良くて一緒にランチに行くことが多いからね』

B君『こっちとはえらい違いですね。僕はお昼時になるとリーダー(チームリーダーAさんのこと)に声かけられないように実験室に逃げますもん』

Sさん『え、じゃあAさんはいつも誰と一緒にランチしてるの?』

マトン『聞いた話によると、以前はお昼の時間が近づいてきたら一緒にご飯を食べる人を見つけるためソワソワしてたらしいです。でも今は別のグループのリーダーさん達と食べに行ってるみたいですよ』

Sさん『この部署のリーダーさんたちはクセのある人が多いからね。そういう人たちはお互い自分と似たところを感じ取って仲良くなったりするのかな』

Eさん『アイドルグループみたいなものかもしれませんね。お互いに自分が相手より優れてると思うから、表面的には仲良しごっこを演じられるんですかね。でも裏では結構足の引っ張りあいをしてますよね、あの人たち』

・・・Eさんの情報収集能力はすごいです

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