知られざる研究者の生態



第109回(更新日:2014年8月29日)

回顧

マトンです。2014年も3分の2が終わりそうですね。

お盆の時に、祖母が亡くなったときのことをふと思い出しました。そのときマトンはまだ入社したばかりで、チームリーダーAさんの理不尽さに、これが社会というものなのかと驚きの毎日を過ごしていました。

今回は少しじめっとした(愚痴っぽい)内容になってしまいますが、祖母が亡くなったときのエピソードを二つほどお伝えします。

***その1***

その日、早朝に母から祖母が亡くなったと電話がありました。そのため、すぐにお葬式に向かうため上司であった(残念ながら今も彼は上司ですが)Aさんにメールをして、その後にAさんと連絡が取れるであろう時間帯に電話をしました。

マトン『マトンです。朝早くにすみません。今お電話よろしいでしょうか』

Aさん『大丈夫だよ。君からのメールはさっき見た』

マトン『ありがとうございます。そういう事情なので、3日ほどお休みを頂けますでしょうか』

Aさん『実験のスケジュールは大丈夫?』

マトン『・・・(他に言う事はないのかよ!)』

***その2***

お葬式も無事に終わり、会社に復帰した日のこと。

マトン『戻ってきました。ご迷惑をおかけしました』

Aさん『いいよ、気にしなくて。で、お婆さんはいくつだったんだい?』

マトン『XX歳(80代後半)でした』

Aさん『あ、そうだったんだ。じゃあ・・・』

マトン『・・・(じゃあって何だよ。それだけ生きたからいいじゃんってことかよ!)』

・・・そんなことでイラッとしてたなんて、当時の僕は青かったです。今は上司としても研究者としても人としてもAさんには何の期待もしていないので、平穏な毎日を暮らしています。

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