知られざる研究者の生態



第111回(更新日:2014年9月26日)

初耳

マトンです。2014年も4分の3が終わろうとしている事実に気がついて愕然としています。

さて、マトンが働く研究部門ではいくつかの研究チームがあり(マトンはAさんがチームリーダーをしている研究チームに所属)、その研究部門は隔月でチームリーダー以上が集まる会議(通称トップ会談)があります。

その会議ではいつも、研究部門のお偉いさん達が、各研究チームのチームリーダーさん達に厳しい質問などをしているという噂があります。

以下は、先日行われたトップ会談について、隣の研究チームのチームリーダーMさんがマトンに話しかけてくれたときの様子です。

Mさん『あー、マトン君、丁度いいところにいた。ちょっと聞きたいことがあるんだよね』

マトン『何でしょうか』

Mさん『そちらのグループで力を入れてるプロジェクトなんだけどね、○○の実験をすることになったと聞いたんだ。でもあれって、あんまり意味ないよね』

マトン『はい。こう言っては何ですが、グループ員はみんな○○の実験はするべきではないんじゃないかと思ってるんです。でも、チームリーダーのAさんが○○の実験に固執していて・・・。トップ会談で上から○○の実験をするのにストップがかかるとみんな思ってたんで、○○をすることが認められたって聞いて驚いてるんです』

Mさん『そうなの?こないだの会議ではAさんは「○○の実験はグループ員全員がぜひやりたいって言ってるので、リーダーとしてこの実験はぜひ彼らに頑張ってもらいたい」って言ってたんだけど?』

・・・良い結果が出なかったら僕らのせいになりそうな予感

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