知られざる研究者の生態



第129回(更新日:2015年6月26日)

矛盾

マトンです。6月病なる言葉が最近流行っていると聞いて驚いています。

さて、所長が新しくなり、マトンのチームリーダーAさんは新所長にアピールして気に入られるべく、いつも無駄な努力を一生懸命しています。

Aさん『マトン君、ちょっといいかな。』

マトン『なんでしょうか(「ダメです」と言いたいところをグッと我慢して)』

Aさん『さっき所長と話したんだけどね、所長はこの部署のプロジェクト数の少なさに疑問を感じているようなんだ。もっと若い人が積極的に研究プロジェクトを提案して、そういう人が新プロジェクトの担当となっていかないと会社の未来はない、というようなことを言っていた。』

マトン『はあ。』

Aさん『これは君にとってもチャンスだと思うんだ。だから、新しいプロジェクト案を出してくれないかな。俺がなんとか所長にかけあって、そのプロジェクトを始められるようにしてあげるから。』

・・・つい最近僕が担当していたプロジェクトを潰した件はもうお忘れになったのでしょうか?

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