知られざる研究者の生態



第131回(更新日:2015年7月24日)

緊急会議

マトンです。どっかの会社で研究してます。

マトンが在籍する研究グループ(チームリーダーはAさん)が空中分解するのではないかと本気で心配しています。特に前回の全体会議での出来事は色々と物議を醸し出し、その場で不快な思いをしたIさん(Aさんを筆頭とする研究グループのNo.2)だけでなく、他のメンバーもAさんの下で仕事を続けることに疑問を持ち始めてきました。

以下は、ある実験室に偶然(?)Aさん以外のグループメンバーが集まったときの様子です。ちなみにJ師匠は同じグループの技術員(見た目はちょっと怖いおじさん)で、社内政治とは関係ないところで豪快に会社員生活を楽しんでいます。素晴らしい技術とその人柄をマトンは尊敬しています。

Iさん『話を蒸し返して悪いけど、やっぱりこの間の全体会議のAさんの言動は納得できないね。』

グループ員の誰か『そうですよね。あれは良くないですよ。』

他の誰か『Aさんの下で研究をしていても何の成果も出ないんじゃないかと思い始めてます。』

Iさん『あんまり良くない方法だけど、こうなったら直接、所長に直談判するしかないかもしれない。でも、どういう形で直談判するのがいいんだろう。』

J師匠『新しい所長とマトンは飲み友達やろ。』

マトン『え?』

J師匠『マトンを通じて直談判すればいいやん。』

・・・そういうムチャ振りはやめてください

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