知られざる研究者の生態



第136回(更新日:2015年10月2日)

新生

マトンです。某企業で研究(らしきこと)をしています。所属している研究チーム(チームリーダーはAさん)が崩壊してきました。

以前にご紹介したように(第134回参照)、H(♂)さんがチームを抜けました。それに合わせて、Iさんが3名ほどの平社員を連れて別チームを形成しました。ということで、ここ1ヶ月でAさんの研究チームは人員も担当プロジェクトもほぼ半分となりました。

以下は、チーム分割後のチーム・ミーティングの様子です。喋っていたのは、ほぼAさんだけだったので、Aさんの発言の要点をまとめてみました(Aさんが使った単語はなるべくそのままにしています)。

Aさん『さて、皆さんもお気付きのように、私たちのグループは今日から新しく生まれ変わることになりました。無駄を省いたグループとなり、まさに少数精鋭として小回りの効く研究チームになったと思います。昨今の会社の状況がよくないので、私たちの研究プロジェクトへの支援も充分ではないかもしれませんが、ゴールである本丸を攻め込むために外堀・内堀と順に埋めていきましょう!』

・・・少数精鋭な部隊は外堀とかは埋めないのでは?

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