知られざる研究者の生態



第46回(更新日:2012年7月3日)

社会人の常識

マトンです。日本の会社に勤める研究者です。本日は隣のグループにいるSさんの話です。

Sさんはマトンより少し先に入社した女性研究者で、ちょっと前に結婚をしました。穏やかな感じで時々天然ボケっぽいそぶりをしてくれる楽しい方です。実験スペースが近くなので、実験の合間などにちょくちょく話すことがあります。

以下は、突然アニメのガンダムについての話題をふられたときの様子です。

Sさん『マトン君はガンダム知ってる?』

マトン『なんとなく。でも、最近のはあんまり知らないんですけど。』

Sさん『赤い人の本名って知ってる?』

マトン『赤い人って赤い彗星のシャアですか?本名は確かキャスバル・レム・ダイクンだったと思いますけど。』

Sさん『その妹は?』

マトン『セイラさんですか?えっと、アルテイシア・ソム・ダイクンだと思います。』

Sさん『じゃあ、そのお父様は?』

マトン『ジオン・ズム・ダイクンだった気がしますけど。』  

Sさん『あー、やっぱり旦那様の言うことは本当だったんだ。』

マトン『どうしたんですか?』  

Sさん『ガンダムは社会人として知っておくべき作品だから、見ないと駄目だよって言われて。私はそんな事ないよって言ったんだけど、じゃあ同僚にガンダムのことをちょっと聞いてみなよって言われて。』

・・・正解を答えてしまって良かったのだろうか。

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