知られざる研究者の生態



第93回(更新日:2014年1月17日)

新年の抱負

マトンです。この文章が掲載される頃には年明けから時間がたってしまっていると思いますが、新年明けましておめでとうございます。本年も「知られざる研究者の生態」をどうぞよろしくお願いします。

新年早々、暗い話題で申し訳ないのですが、僕のいる業界は(も?)あまり景気がよくなく、同業他社などあちこちでリストラの話題が出てきています。僕が勤めている会社も例外ではないようで、あくまで噂レベルですが、今年は大規模な組織改編(という名のリストラ)が行われるのではないかと言われています。

そんな状況なので、僕がいる研究チームはみんな不安に思っているのですが、特にチームリーダーAさんは最近になってますます笑顔がなくなってきました。

以下は新年1回目のグループ会議の様子です。

Aさん『明けましておめでとう。さて、皆さんもご存知のように会社を取り巻く環境は年々厳しくなってきています。会社の上層部がリストラを考えているという噂は皆さんも耳にしているでしょう。私はこのグループのプロジェクトは重要で価値のあるものと信じているので何としてもこのグループは守ろうと思っていますが、皆さんの実験結果が芳しくないとさすがに庇いきれないこともあるかもしれません。大変な1年になるかもしれませんが、頑張ってください』

一同『・・・』

・・・いざというときは僕らの責任にするぞ、ということでしょうか?

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