教授と僕の研究人生相談所



第40回(更新日:2015年3月16日)

高いスペックのものばかりを纏っても心が幸せになるとは限らない 1ページ目/全2ページ

僕「今回はこちらの相談をお願いしてもよろしいでしょうか」

教授「どんなだ?」

僕「これです(メールを印刷したものを渡す)。会社で研究をしている女性からの相談です」

教授「そんなことより、俺がこないだ飲み屋で食べたコロッケの話をしてあげよう」

僕「いえいえ、コロッケの話より相談に答えていただけないでしょうか」

教授「君はコロッケをバカにしてるのか?コロ助の好物なんだぞ」

僕「ころすけ?」

教授「何だ、君はキテレツ大百科を知らないのか?」

僕「えっと、ドラえもんの作者が描いたマンガですよね。同じような組み合わせの登場人物が出て来てるんでしたっけ?すみません、あんまり知らないです」

教授「キテレツ大百科はドラえもんの陰に隠れていてそれほど目立ってはいないが名作だ。君の言うようにドラえもんの登場人物とキテレツ大百科の登場人物は1対1対応しているように見える。だが、それぞれ性格は全然違う。というより、ドラえもんの登場人物の性格はクズすぎる。それに比べるとキテレツ大百科の登場人物は好感が持てる」

僕「はあ・・・」

教授「誤解のないように言っておくが、ドラえもんのそういうブラックな側面は長所であり、そういうブラックさが俺は好きだった。もちろん、キテレツ大百科の真面目なところも好きだ。というより、理系の人間ならキテレツ大百科が好きな奴は多いんじゃないか?」

僕「はあ・・・」

教授「興味がなさそうだな」

僕「いえ、そんなことはないんですが・・・」

教授「仕方ない、話を戻すか」

僕「すみません、お願いします」

教授「こないだ俺が食べたコロッケだがな」

僕「すみません、もっと前に戻って相談者へのアドバイスを・・・」

教授「ふん、こんなジメジメした女の腐ったような性格をしてるから、ヤリ捨てられたりするんだ」

僕「・・・女性読者全員を敵に回しつつ相談者にトドメをささないでください。それに、まだ相談内容を言ってないので、読者には何がどう問題なのかわからないと思います」

教授「だったら、一番先に相談内容を読者に伝えるべきだろう」

僕「はい、すみません・・・。では改めて相談内容をまとめます。先ほどお伝えしたように相談者は女性で会社で研究をしているようです。で、ご本人が言うには可もなく不可もない生活のようです。ただ、学生時代の同じ研究室でお付き合いした方の存在をたまに思い出して、とっても心が乱されるようです」

教授「で、その付き合ってた奴がこのメールに書いてあるXXXなんだな」

僕「はい・・・。所属とともに実名が書かれています。これ、公にしたらマズイですよね?」

教授「だろうな。伏せ字にしておきなさい」

僕「はい。で、そのお付き合いしていた方というのが、結構有名な方のようで、新聞雑誌なんかで名前とか顔とか見ると色々と辛いらしいんです。でも、この人ってやっぱり有名なんですか?僕でも名前は聞いたことがあるので、きっと有名なんだと思うんですが」

教授「まあな、そこそこ有名だよ。俺は直接の面識はないが、色んな噂は聞くね」

僕「え、そうなんですか?どんな人なんですか?」

教授「噂を聞く限りでは、あんまり褒められた人格ではなさそうだ。この人を褒めている人には会ったことがない。ま、噂話なんてのは基本悪口だから仕方ないかもしれんがね。だが、女好きだという噂も聞くし、女癖の悪さはその界隈では有名なようだ。だから、この相談者はそんな人間とは別れておいて正解なんじゃないのか?」

僕「顔はいいんですか?」

教授「知らん。だが、どこかで写真を見た感じでは俺の好きなタイプの顔つきではなかったな。実際は知らんが。だが、頭は良いようだぞ」

僕「そうなんですか?」

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