教授と僕の研究人生相談所



第41回(更新日:2015年3月30日)

偉い人を知っているというのは自慢にならない 1ページ目/全2ページ

僕「教授、前回の記事の最後に『研究室では痴情のもつれなんかは沢山ある』って仰ってましたよね?」

教授「そんなこと言ったかな。まあ、そういうことは沢山あるだろうね」

僕「最近、そういう感じの事件が起こってしまったの知ってます?」

教授「どんな事件だ?」

僕「福井大の准教授が教え子を殺害するという痛ましい事件です。ご存知ですよね?」

教授「ああ、あれか。君みたいにゴシップ的な内容まで突っ込んで読んではいないが、そういう事件があったのは知っている。前途ある若者が命を落とすのは悲しいな。で、俺はよく知らないのだが、やっぱりあれは恋愛感情のもつれによるものなのか?」

僕「それっぽいという報道はされてますが、それを確定するような内容は僕が知る限りは出てないです」

教授「ゴシップ好きな君が知らないということは、そういう報道はまだないということなんだな」

僕「・・・。ですが、被害者の教え子が加害者を尊敬、というか憧れの気持ちを持っていたようなのは確かっぽいです。でも、関係者が報道機関に語った2人の会話内容なんかは、普通の指導教官と学生の関係を超えていたようです。しかも、被害者は加害者と家族ぐるみの付き合いをしていたようですし」

教授「それはまた、何とも言えん関係だな」

僕「ちなみに、その加害者の准教授は、その分野では有名な方だったらしくて、女子学生にも人気があったみたいです」

教授「君の嫉妬が爆発しそうだな」

僕「ぐ・・・。でも、教授は嫉妬しないんですか?」

教授「しないよ。そうやって寄ってきた女子学生に手を出したらどういう結末になるかなんて火を見るより明らかだ」

僕「確かに・・・」

教授「ま、そういう簡単なことすらわからんアホでも大学の教職に就いたりしてるから、こういう悲惨な事件は跡を絶たない」

僕「そういえば、その加害者は匂いフェチだったようです。女子学生を匂いでランク分けしてたとか何とか」

教授「・・・そんなことまで報道されるのか?君も逮捕されないように気をつけなさい。警察は君のお気に入りにあるムフフ動画のURLとかも調べるぞ」

僕「・・・。あ、あと話は全然変わってしまうのですが、STAP騒動が公式に終結したようです」

教授「まだやってたのか?」

僕「えぇ、そのようです」

教授「俺は興味ないから話さなくていいよ、って言っても君はどうせ聞いてください、って言うんだろう。聞いてあげるから簡潔に説明しなさい」

僕「ありがとうございます。公式に終結っていうのは、理研がこれ以上は調査をしないって言ったからのようです。で、小保方さんを刑事告訴するという話もあったのですが、それもなくなったようです。あと、小保方さんには論文投稿料などのお金60万円を請求するようです」

教授「そんな請求は強制力なんてないだろうから、きっと払わないだろうね。で、払ったか払わなかったかはニュースにはならんだろう。俺なら払わんね。60万円もあったら酒が沢山飲める」

僕「・・・。でも、たしかに理研のその請求はあくまでポーズというか、自分たちは被害者ということを言いたかったのかもしれません。あと、理研の理事長も任期の途中ではありますが4月から変わるようです。でも、表向きはSTAP騒動の責任をとったためとは言っていません。しかも、理事長は会見でSTAP騒動の責任は研究者にあると言っているようです」

教授「あ、そう(テーブルの上のメニューを見てる)」

僕「で、理研はSTAP関連の特許を諦める方向です。あと、STAP細胞だと思われてたのはES細胞でほぼ確定なんですが、それを誰が混ぜたかは理研は調査しないと言っています。と、こんな感じで理研はSTAP騒動を終結させたということになります」

教授「ふーん(オーダーするために店員を探してる)」

僕「教授?」

教授「どうした?STAPの話は終わったのか」

僕「はい、すみませんでした。では読者からの相談をお願いします」

教授「相談?あぁ、そのために今日は君と飲むんだった。忘れてたよ。で、今回はどんな相談だ?」

僕「えっとですね・・(相談メールを印刷した用紙を見ている)」

教授「ちょっと待て、何か相談メールの数が増えてないか?」

僕「えぇ、この2週間は何故か相談が多く来ました。有り難いことです」

教授「せっかく減ってきたのに・・・。まあいい、で、今回は?」

僕「どれも教授に答えてもらいたい相談ばかりなのですが、今回はこちらでよろしいでしょうか。今年の4月から東大生になるという方からです」

教授「そうか、まずは合格おめでとう。東大には、入るときは賢いが出るときはバカになる奴が少なくないからな。頑張って色々なことを勉強しなさい。以上。今日は終わり」

僕「それもとても大切なアドバイスだと思うのですが、相談内容はちょっと違います」

教授「どんな相談だ?」

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