教授と僕の研究人生相談所



第64回(更新日:2016年10月30日)

俺はもう連載にも研究にも興味がない(教授の心の叫び) 1ページ目/全2ページ

僕「教授、お話を聞いてもらえませんか?」

教授「えっと、君は誰だね。私の講義を受けている学生かね?質問ならまずはメールで・・・」

僕「そんなボケはいりません」

教授「俺もボケた学生はいらん」

僕「僕はまだボケてません」

教授「一体何の用だ?君と俺にはもう何の接点もないはずだ」

僕「同じ大学の教員と生徒じゃないですか」

教授「そんなのは接点とは言わん。君はこの大学の全ての教員や生徒と関係があるのか?」

僕「そんな屁理屈はいりませんって。お話を聞いてください」

教授「断る」

僕「マッカラングレンリベットを持ってきています。教授へのプレゼントです」

教授「大学裏にある喫茶店で30分だけ話を聞いてやろう」

<場所を移動>

教授「で、話ってなんだ?俺はもう研究には興味がないから研究のことを聞かれても答えられんぞ」

僕「BioMedサーカス.comでの連載です」

教授「研究以上に興味がない。俺はあの連載から手を引くって何度も言ったろ。それに、あのサイトはもう潰れたんじゃなかったのか?」

僕「まだ潰れてません」

教授「まだ?そろそろ潰れるってことか?」

僕「違いますって。揚げ足を取らないでください」

教授「まあいい。研究であろうがBioMedなんちゃらであろうが、どちらもすでに俺の興味の範囲外だ」

僕「いや、研究のことは興味をなくしてはまずいんじゃないでしょうか・・・」

教授「ほぉ、ということは、BioMedなんちゃらには興味がなくてもいいんだな。君の話がそこでの連載についてということなら、俺はこれで失礼する」

僕「待ってください。とりあえず話を聞いてください」

教授「断る」

僕「マッカランとグレンリベットはいらないんですか?」

教授「もう俺の手元にあるじゃないか。これは俺のだ」

僕「そんな・・・」

教授「ふん、仕方ない。少しだけ話を聞いてやる。で、これをどこで手にいれた?」

僕「そんな話はどうでもいいじゃないですか」

教授「いや、よくない。こんな高い酒を君みたいなパッとしない学生が人にあげるために買ったなんて信じられん。盗んだのか?」

僕「人聞きの悪いこと言わないでください。きちんと買いました」

教授「どこで?」

僕「お店ですよ」

教授「臓器と交換する闇マーケットの店か?」

僕「僕の臓器はそんなに安くないです。買ったのは普通のお店です。それに、その発言は不謹慎です」

教授「あ、そう。それは失礼した。不謹慎な発言の責任を取ってこの連載から降りさせてもらう。誠に痛恨の極みだ、こんな素晴らしいサイトの人気連載から外されるとは・・・(泣き出す真似をしながら)」

僕「そんな意地悪ばかり言わないでください」

教授「なんでそんなに俺を巻き込みたいんだ?潰れかかったサイトの連載なんて忘れて研究に専念しなさい」

僕「研究に興味がないって公言する教授に言われても・・・(ボソ)」

教授「何か言ったか?」

僕「いえ、何も」

教授「まあいい。とりあえず君の話を聞く前にもう少し俺の質問に答えろ」

僕「あ、はい」

教授「君はまだあの連載を続けたいのか?」

僕「もちろんです」

教授「俺は続けたくないんだ。連載を続けるなら、回答役を他の奴に切り替えればいいじゃないか」

僕「いやです」

教授「なぜだ」

僕「教授でないと読者が納得するような回答をできません。それに、BioMedサーカス.comの編集部も教授の回答をいつも心待ちにしてるんです」

教授「潰れかかったサイトの編集部が何を言う」

僕「潰れてないですって」

教授「だがな、これまでの君の話を聞く限りでは、そこのサイトは今はほぼ休止状態じゃないか。そんなところで連載の文章を書いて君は一体何をしようと言うんだ?」

僕「休止には理由があるようなんです」

教授「理由?」

僕「えぇ。僕らの連載の編集を・・・」

教授「『君』の連載だ。俺を巻き込むな」

僕「ぐ・・・」

教授「で、君の連載がなんだって?」

僕「えっと、この連載の編集を担当してくださってるのはIさんという方なんですが、その方が言うにはXXX(かなり長い説明のため省略)なようなんです」

教授「え、何だって?コーヒー飲みながら違うことを考えてた。君の話は長いよ」

僕「ぐ・・・」

教授「にしても、このコーヒーは薄くてまずいな。大学の裏にあるという立地だけで持っているような店だな」

僕「お店の人に聞かれてしまいます。もう少し声を落としてください」

教授「ボソボソボソ(すごい小さい声)」

僕「意地悪しないでください」

教授「ふん。まあ、大まかな事情はわかった。よくある問題だ。きっとそのサイトも近いうちに潰れるだろう。だから君の連載も自然消滅だ」

僕「いえいえ違いますって」

教授「なぜだ?XXX(諸事情により削除)でXXX(諸事情により削除)なんだろ?サイトの再開の見込みはないじゃないか」

僕「それがですね、先週頂いたメールによると事態は良い方に向かっていて、以前のような形ではないにしてもサイトの再開の目処が立ってきているようなんです」

教授「ああそう。ま、俺とは関係ないけどね」

僕「関係ありますよ。だってXXX(今はまだ明かせないので内緒♪)も予定されてるんですよ!」

教授「君が勝手にやればいい」

僕「そんな・・・」

教授「それにな、どんな問題であれサイトが休止してたのは事実だ。今さら再開と言ったって、読者もソッポ向いてるだろ。だから君の連載が再開しても誰も読みに来ないんじゃないか?」

僕「まあそうなんですが・・・」

教授「連載してたのも君だけじゃないだろ?君はアホだから再開しますって言われてハイハイとニコニコして記事を書き始めるからいいだろうが、他に連載してた奴らはもう他所に逃げたはずだ」

僕「まあ、僕らの連載のストップはサイトの休止と関係なく、教授が逃げ回ったせいなんですけどね・・・」

教授「ふん。とりあえず今回だけはこのスコッチ・ウイスキーに免じて話は聞いてやる。だが次回以降の保証はない」

僕「はい」

教授「話ってのは読者からの相談なんだろ。だが、君の連載がストップしてる間もいくつか相談メールは来ていたと言ってたな。なのに、なぜ今回に限って君はこんなに強引なんだ?そもそもサイトもまだ再開してないんだろう?」

僕「えっとですね。BioMedサーカス.comはまだ再開してませんが、僕が原稿を送ればその記事をアップロードすることは可能なところまできているようです」

教授「ならば、俺と会うのもサイトが完全に再開してからでよかったじゃないか」

僕「いえ、実はですね。最近いただいた相談がちょっと・・・」

教授「ちょっと何だ?」

僕「ええ。この連載に送られてくる相談メールは、それぞれの読者にとってはもちろんどれも重要で死活問題だとは思うんですが、今回の相談は文字通り生きるか死ぬかのような切羽詰まった問題のようです。編集部もこの相談を読んで驚いたようで、できれば教授に早めに回答をしてもらいたいと・・・。仮に記事にならないとしても、この相談者へのアドバイスをしてあげられないか、と編集担当のIさんにお願いされたんです」

教授「断る。俺は無料相談所の相談員じゃない」

僕「そんな・・・相談メールも読まずに・・・」

教授「勘違いしてもらっては困るがね、俺は聖人じゃない」

僕「知ってます」

教授「帰るぞ」

僕「すみません。僕が悪かったです。続けてください」

次のページへ

ページトップへ戻る

Copyright(C) BioMedサーカス.com, All Rights Reserved.