研究者団体の紹介



生命情報科学若手の会(2012年3月1日更新)

ヒトゲノムの解読からおよそ10年が経過し、生命情報科学はライフサイエンスにおける大きな潮流となりました。「新型シーケンサによるOmics解析」「遺伝子・タンパク・細胞・組織レベルの定量的解析」「ライブイメージングや画像情報解析」などの強力な解析技術が急速に発展する中、情報科学的視点を踏まえつつ実験を行い、また情報解析によって新たな生命現象の発見や理解を行う、この新しい分野を切り開こうという熱意を持つ若手研究者・大学院生の交流を推進することを目的として、私たちの会は2009年2月に設立されました。

生命情報科学若手の会の主な活動は年に1度、1泊2日の泊まりがけで行われる研究会(年会)です。40名を超える参加者全員が口頭での研究発表を行うことが最大の特徴で、通常の学会以上に突っ込んだ熱心な議論が交わされます。参加者は実験系と情報系の両方から、博士号を持つ若手研究者と研究を活発に進めている大学院生がおよそ半々の割合で、最新の研究成果から分野の将来までを語りあいます。初めて参加された方の満足度・評価も毎回極めて高くなっています(生命情報科学若手の会ウェブサイトに掲載されている「参加者の声(http://bioinfowakate.org/events/annualmeet2011)」をご覧ください)。



その他、不定期に幅広い活動も行っています。これまでに、バイオインフォマティクスのワークショップ、海外の著名研究者によるセミナー、関連分野の若手の会との共同研究会、お洒落な雰囲気で議論をする「サイエンス・バー」などを開催してきました。分野を発展させる新しいアイデアの議論・実行も盛んで、2010年には第2世代シーケンサを現場で扱っている研究者・技術者同士が情報交換を行う「NGS現場の会」が立ち上がりました。



研究会やイベントのお知らせは会のウェブサイトおよびtwitterアカウント(@bioinfowakate)から行っています。皆さまのご参加を心からお待ちしています。


■生命情報科学若手の会
ウェブサイト: http://bioinfowakate.org/

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