知られざる研究者の生態



第143回(更新日:2016年1月22日)

マトンです。某企業で研究職をやっています。が、雲行きが怪しくなり、研究職ではなくなりそうな感じもしています。(参考

マトンが別部門に行くかもしれないという話は、どうも私の意思とは関係なく着々と進んでいそうなのですが、実は直属の上司であるチームリーダーAさんとは、この件について話はしていません。

ですが、マトンが別部門へと飛ばされる(?)候補になっているということをAさんは風の噂で聞いたらしく、2016年最初のグループ会議で「今年も前年同様に会社は厳しい状況です。このグループの存続も保証されていません。もしかしたら皆さんの中には、こんな小さな箱(グループが縮小されてから時々こういう表現を使う)を飛び出して新天地で頑張りたいと思う人がいるかもしれませんが、ここは会社なので、仕事に関することは上司である私にきちんと相談してください。社会人としての報連相ができないと、このグループを抜けてからも先がないですよ。」との発言が飛び出しました。

ということで、Aさんのイジメのターゲットになってしまいそうなのですが、そのようなことを一足先にグループを抜けたEさんと後輩G君に話していました。

マトン『カクカクシカジカということなんだよね。ストレスの溜まってるAさんに目の敵にされるのはしんどそうだなぁ。』

G君『まあ、まだイジメられると決まったわけではないですし。それに、仮にイジメられたとしても、マトンさんは学生時代もいじめられてたんじゃないですか?』

マトン『君は相変わらずひどいね。』

Eさん『ところで、Aさんの「箱」って表現で思い出したんだけど、こないだの3連休で姪っ子にあったんだ。』

マトン『姪っ子さんは幼稚園に通ってるんだよね。』

Eさん『そうそう。で、その幼稚園で箱の中にあるものを当てようゲームというものをやってるんだって。当番さんが毎日箱の中に何かを入れて、ヒントを3つ出して他の園児が当てるんだって。』

マトン『結構複雑なゲームだね。』

Eさん『うん。で、近いうちに姪っ子に当番が回ってくるんだけど、何か良いアイデアあったら教えて。』

マトン『うーん、園児が対象となると結構難しいね、箱の中に入れるのもヒントも。』

G君『これとかどうですか?第1ヒントは、妹がいます。』

マトン『それだけだとわからないね。』

G君『第2ヒントは、ずっと長いこと一人ボッチでした。』

Eさん『あ、わかった気がする!』

G君『ホントですか?第3ヒントは、魔法が使える、です。』

マトン『そのヒントで僕もわかったよ。』

Eさん『アナ雪のエルサでしょ?』

G君『違います、千と千尋の銭婆です。』

・・・箱の中から銭婆の人形が出てきたら園児は泣くと思います。

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