教授と僕の研究人生相談所



第29回(更新日:2014年9月8日)

格好良いジジババは若いときから格好良いものなんだ 1ページ目/全2ページ

僕「今回もよろしくお願いします」

教授「何か相談メールは来ているのか?」

僕「来ているも何もこんだけ溜まってます(相談メールを印刷したものを見せる)」

教授「・・・」

僕「どうしましたか?」

教授「いつの間にこんなに溜まったんだ?」

僕「この連載は隔週掲載ですし、たまに相談内容に触れない回もあったりするので、相談メールは溜まる一方なんです」

教授「ふん、じゃあ相談メールが溜まってるのは君のせいじゃないか。いつもSTAPやら何やらと、つまらない前置きを君が始めるから話が横道にそれるんだ。まあいい、とりあえず今回はこれにするぞ」

僕「教授のようにダンディーなオジサマになりたいけど、どうすればいいですか?って相談ですね」

教授「そうだ」

僕「これだけある相談内容から敢えてこれを選ぶんですね」

教授「何が言いたい?」

僕「いえ、『ダンディーなオジサマ』という部分を目にしたときの教授の嬉しそうな顔が面白かっただけです。教授も意外とお茶目さんなんですね」

教授「この連載、今日で終わりにしてもいいんだぞ」

僕「え?あ、調子に乗ってすみません」

教授「ふん」

僕「で、教授のようにダンディーなオジサマになるにはどうすればいいのでしょうか?」

教授「俺はダンディーなオジサマではない。こんな飲んだくれ三流研究者がダンディーだなどと、本物のダンディーを自称するオッサンが聞いたら怒り狂うだろうよ。そもそも、俺はこの相談者のことは知らんし、この相談者も俺のことは見たこともないはずだ。なのに、なんで俺がダンディーなオジサマだと思うんだ?」

僕「教授のセリフがウィットに富んでいるとか、『教授』という職に就いているのに、何と言うか、ガツガツとしていなくて、一歩引いた視点で研究業界をバッサリと切っていたりするのがダンディーに見えるんじゃないでしょうか。実際に、僕の知り合いの女子学生も教授のことは知的で格好良いオジサマだと言っていましたよ」

教授「ふん、どうでもいいことだ」

僕「でもちょっと嬉しそうですね」

教授「今日でこの連載終わりにするか?」

僕「・・・すみません。でも、教授はきっとダンディーですよ。僕も教授みたいな年の取り方したいですもん。それに、この相談者は今はモテナイけど、年を取ったときには知的で渋い爺さんになりたいと書いてあります。僕もその気持ちよくわかります」

教授「君には無理だ」

僕「え?」

教授「君だけではない。この相談者にも無理だろう」

僕「え?」

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