■相澤香の「脳卒中最前線」
脳卒中分野の主要な学術論文を紹介しています。脳卒中は脳への血流が途絶えることにより発症する病気です。先進諸国の死亡率の第2〜3位、長期的な身体的障害の重篤度では第1位となっています。しかし、効果的な治療薬はほとんどない状況であるにも関わらず、いくつもの製薬企業が脳卒中治療薬の開発から手を引いています。その理由は、脳卒中を発症してから脳機能が障害されるまでのメカニズムが複雑で、脳卒中治療薬の創出が非常に困難であるためです。ここで紹介される学術論文は、いずれも脳卒中治療薬の創出に繋がるような情報が掲載された論文です。
■TAKAKOの文献紹介
サイエンスライター/サイエンスコミュニケーターを目指す大学院生のTAKAKOが気になる論文を紹介しています。一般の人には敷居の高い学術論文を、軽快な語り口で一般読者にもわかりやすいように論文の主題を解説しています。前例のない愉快な論文紹介です。“TAKAKO節”をぜひご堪能ください。
■執筆者自身による研究論文レビュー
最新の学術論文を、その論文の執筆者が解説しています。その研究を誰よりも理解している研究者が論文を紹介しているため、オリジナルの論文以上に興味深い内容となっています。また、わかりやすい日本語で簡潔に論文の内容が紹介されているため、短時間で最新研究の進展を把握できます。