Nature/Scienceのニュース記事から



第59回(2014年3月5日更新)

最新大学ランキングが発表される

QS World University Rankingsから、分野別の大学ランキングが発表された。全体としてHarvard大学およびMITが上位に入ったが、Harvardは特に生命科学および数学で、MITは工学、物理学、化学で上位を占めた。

上位に入った大学の多くはアメリカの大学だったが、それ以外では、スイスのETH Zurich、オーストラリアのメルボルン大学、日本の東京大学も複数の分野でトップ10に入った。

医学分野および生物科学分野の上位10位は以下の通り。

■ 医学
1. Harvard University
2. University of Oxford
3. Cambridge University
4. Stanford University
5. UCLA
6. Johns Hopkins University
7. Yale University
8. University college London
9. UCSF
10. Imperial College London
20. 東京大学
35. 京都大学

■ 生物科学
1. Harvard University
2. University of Cambridge
3. MIT
4. University of Oxford
5. Stanford University
6. UC Berkeley
7. Caltech
7. Yale University
9. UCSD
10. ETH Zurich
13. 京都大学
18. 東京大学
29. 大阪大学

QS社はロンドンにある会社で、3年にわたるアンケート調査とScopusのデータに基づく論文ごとの引用回数を元に、こうしたランキングをを作成している。さらに、各大学に所属する教員の生産性と引用度の指標も考慮に入れている。

このような大学ランキングには賛否両論がある。ランキングを決定する方法と元データに問題があるという批判もある一方で、特に受験生や政策立案者の間では依然影響力が強い。

http://www.nature.com/news/2010/100303/full/464016a.html

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