研究者の声:オピニオン



2012年7月13日更新

研究者になることのメリット

巷では「博士課程に進んだら職がなくなる」とか「ポスドクは奴隷」とか「研究なんかじゃ食っていけない」とか、研究者として生きることを選んだ人を冷ややかな目(むしろ哀れみの目?)で見る風潮になっています。ここBioMedサーカス.comでも「無題」なんていうタイトルで、研究者の悲惨さをこれでもかとアピールしています(ちょっとBioMedサーカス.comの編集者を非難してますよっと)。

でも、そんなんじゃ駄目なんです。せっかく多くの研究者やその卵(>ぴよぴよ)が見ているサイトなんですから、若者が研究者になりたいと思わせるようなコンテンツがないといけませんことよ(<何故かオネエ言葉)。

ということで、私が研究者を代表して「これを読んだら君も研究者になりたくなる!」というオピニオン記事を書こうと思い立ったわけでございます。ちなみに、私はあんまりパッとしない研究者です。齢35くらいです。でも、「ブログ」とか「Twitter」とか「ふぇーすぶっく(<何故かひらがな)」でアカウントを持って個人の考えとか世の中に発信しています。

なのですが、「無題」のときのネットでの反応を見て、自分の文章があんなに色々と言われたら怖いので(35年物のガラスのハートを持ってます)、今回は偽名を使わせてもらいます。でも、この文章が大好評だったら、自分のブログとかで自慢しちゃうかもしれないです。逆に、あまりにも反応がなかったら、枕で涙を濡らすことになってしまいますわね。あ、それって「無題」の人みたい?挫折を味わった孤高のエリートって感じでかっこいい!

さて、つまらない前置きが長くなってしまいしたが(ブログと同じノリです)、研究者をしているメリットのベスト3を発表します。

ただ、僕自身がアカデミアでバイオ系なので、その範囲内ということで。

それでは第3位。

異性にもてる!!

男:理科系男子もしくは白衣男子として女の子にチヤホヤされる!・・・かもしれない。*しかもイケメンに限る。

女:女性の割合が少ない業界なので、男に囲まれチヤホヤされる!まぁ、囲むのは(ピー)な人ばかりですが。・・・嬉しい?

・・・気を取り直して第2位。

自分の名前で研究成果を発表できる!!

「どうせ自分がいなくても地球は回るしー」みたいに斜に構える必要はありません。あなたの研究成果で世の中が変わるんです!あなたの研究成果は論文などの形で未来永劫残るんです!!あなたのアイデアに研究費が支払われるんです!!!こんな素晴らしい職業があるでしょうか?

まぁ僕の場合、自分が研究しなくても誰かが代わりに似たような研究をして結果を出すと思いますけどね。大した研究してないしー(語尾上げ)。大した研究者じゃないしー(語尾上げ)。

それでは第1位。

世界で誰も知らないことを自分が最初に知ることができる!!!

「真実は常に一つ!」や「じっちゃんの名にかけて!」の漫画(<年がばれる。まあ、自分からばらしてるんですけど)で、自分の推理力で犯人を見つけたとしても、作者や編集者は既に答えを知っています。ゲームのエンディングも自分がクリアするころには、多くの人が結末を知っています。

でも、あなたの研究で明らかになった生命現象は、あなたが明らかにしたときには、あなたしか知らないのです!こんなに知的好奇心を満たしてくれる職業が他にあるでしょうか?

まぁ僕の場合、知的好奇心よりもお腹を満たしたいんですけどね。給料安いしー(語尾上げ)。将来の安定性もないしー(語尾上げ)。

ということで、研究者という職業は楽しいですよ、というお話でした。むしろ、こんなんでも研究者として生きていけるんですよってお話かもしれない。うーん、まあいっか!

でも研究者って、ネットで言われているよりはずっと面白くてやりがいのある職業なので、ぜひぜひ若い人は研究者への道を歩んでくださいね!!

執筆者:ガンマー・ブロガー

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